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修行時代 | 野田市東宝珠花の鍼灸なら【栗原治療院】の記事一覧

【待合室に置いてある本の意味】

2021.04.29 | Category: 修行時代,治療院・自己紹介

【待合室に置いてある本】一部
今まで自分が興味があって集めたもの
美術館・博物館へ行って惹かれたもの
この人に読んで欲しいなと思ったもの
ちょっと背伸びして格好つけてるもの
などなど

あと、大切なのは力のありそうな本!
(なんのこっちゃいって感じでしょうが、なんかやっぱりやっつけで作った本と一生懸命作った本があると思うんです!)

その日の患者さん、お二人でいらっしゃる患者さんの、好み、何かに響けばいいなぁと、毎回本のご用意を変えております。
(朝の準備の大切なルーティーン、今日はこの方とこの方とこの方が、この順番でみえるからこの順番にしておこう、重ねる順番は、、この本を途中で追加しておこう、、など)

治療に慣れてきて、治療後少し時間がある時など、
治療中はほとんど話をしないけれど、治療後一言二言、本を通して話をして気持ちがより緩んだり軽くなったり、次回の来院が楽になったり、

初めての治療前、その方の好きな本、興味のある本があって、少し話をして緊張が緩んでいたり、
(患者さんの治療前の余裕のあり、なしを判断するバロメーターにもなります。)

また身体が良くなってやっと、本の存在に気付く人もいます。
「素敵な本がありますねぇ」と。(←栗原喜びます笑)
(お花と同じで身体が悪すぎると、あるものの存在にも気づけないみたいです)

お花もお掃除もそうですが、
本も、
いらっしゃる方を考えて、想像して、本をご用意しております。
(自分が、図鑑や目録、きれいな本が好きなのももちろんあります。)

それも含めて治療、治療院へ入ってから出るまでの良い刺激になるからです。
お花、香り、本、流れ、入ってから出るまでの動線、スムーズさ、空間、清潔さ、家具の質、置いてある物へのこだわり、かわいらしさ、置き場所、向き、
全てが患者さんを変える良い刺激だと思っています。
(もちろん、メインは鍼の刺激です。それだけで全てが変えられる力がある場合は良いですが、僕は今のところ使える力は全て使おうと思っています。もちろん、全てこうすべきとかではなく、あるその空間の中で最善を尽くせばいいと思います。)

あるもの全てを使って少しでも患者さんのお身体を良くします!
お花も、本も、お香も、鍼も、家電も、家具も、全部良い気のもので、全部味方にして治療に当たっております。

なので、お一人の場合ほとんど今は読む時間はありませんが、本を置いております。

それから、本は新品を購入しております。
以前、師匠の師匠が「鍼灸師は古書を買うことが少なくないけど、たまに調子が悪いとあたっちゃうからそういう時は本に塩をかけるといいよ」と仰っていたからです。

それからそれから、大抵の本は貸し出し可能なので、興味がありましたらお貸しします!
本は飾るものではないので、汚れ折れなど気にせず読んでもらった方が喜ぶと思いますのでご遠慮なく^_^

たま〜に、一番上の本はあなたへのメッセージかもしれませんよ〜。

#美術の物語
#大切にしたいにっぽんの暮らし。
#花日記 #白洲正子
#日本の配色
#茶碗の中の宇宙
#土門拳 #伝えたかった日本

#茨木のりこ #自分の感受性くらい #別冊太陽
#買い物は投票なんだ #藤原ひろのぶ
#雲の名前 #空の不思議
#百人百底
#日本の図鑑漫画
#仏教語辞典

#手みやげをひとつ
#田中一村
#ママ、ひとりでするの手伝ってね!
#茶花の野草大図鑑
#文豪の家
#あなたも魔法使いになれる #ホ・オポノポノ

#本

7年間毎日続けていること

2021.04.08 | Category: 修行時代,日々のこと,治療院・自己紹介

【1日43分、3000回】

僕、開業二ヶ月目(2014年2月)から毎日続けていることがあります。
「軽擦(けいさつ)」です。

簡単に説明すると、身体や皮膚を優しくさすることです。
自分の太ももから膝にかけてを毎日、サスサスサス、サスサスサスさするんです、3000回。
手のひら同士をさすること、シュコシュコシュコシュコ、3000回

師匠や師匠の師匠が
「1日、3000回軽擦(けいさつ)しなさい」
「とにもかくにもまず軽擦、1日3000回で手が変わる」
「10年もすればそのうち白い気が出るよ〜、治療家の手になるよ〜」
などと耳にタコが出来る程聞いていたからです。

はい、7年間、毎日、やってみました。

白い気は僕には見えませんが、
5年過ぎたあたりから確実に患者さんの回復、反応が良くなってきた実感があります。

始めてから2年くらいは軽擦して手を妻に当てて、「どう何か出てる??」などと聞いて、「出てる気がする笑」「・・・(こりゃ、何も変わってないな笑)」の日々の繰り返しでしたが、

2年過ぎたくらいで、ほとんどどんな場面でも手に汗をかかなくなり、
(僕は緊張しやすく、まずいとなるとすぐ手が冷たくなったり、汗をかいたりするんです)
4年目くらいには、自分の治療院で治療する時は、手がほとんど冷えなくなり、冬でも少しお湯に浸けたり、治療を始めてしまえば温かくなるようになりました。

6、7年経過すると、どこにでも誰にでも心地よく触れられる自信がつきました。

そして、なんか症状や身体の悪そうな人を見ると触りたくなる(触診したくなるって意味ですよ)笑 どんな感じなんだろう(確認したくなる感じ)と笑

患者さんからも、「温かいでですね、自分の冷えがよく分かる」や「手を離して欲しくない笑」、「手を離すときにホワってなる」と言ってもらえる事が増えたり、明らかに治療経過も結果も良くなりました。

もちろん、年数もありますが、
鍼を打つ時の様々な痛み、不快感も緩和している気がしました。
コリや打つ場所を探す迷いもなくなり、ここだ!っと一瞬で自分を信じきれる事も増えました。

7年やって、何か術のようなものが使えるようになった訳でも、劇的に何かが変わった訳ではありませんが、
本当に5年過ぎたくらいからは、自分らしくない 何となくの自信が手に?胸に?できていました。

それがこんなに毎日頑張ってるぞっという思い込みなのか、
手が充実していて身体から自信になっているのか、
臨床数なのか、
一体何なのかわかりませんが、
やってみて良かったと思っています、改めて。

1日 3000回
1年 1095000回
7年 7665000回

時間にすると、計ったら、
1日 43分
1年 15695分 262時間
7年 109865分 1834時間

思ったよりすごい数字ではまだなかったけど、うん、頑張った。自分を褒める笑

きっとスポーツや音楽をやる人とかは当たり前なんだろうけど、

鍼灸学校に入学して、師匠のところへ行って6年くらい「やろうやろう」「やらなきゃやらなきゃ」と思いつつ、それなりにしかやってなかった軽擦。

でも、開業して二ヶ月目、鍼灸の道に入って7年目、初めは患者さんもほとんどおらず、時間があるしやってみようかなと始め、
なぜか強い動機もなくふらっと始め、その後7年毎日続けた軽擦。
今やろうと思った瞬間、細かい流れがまったく思い出せません笑 続けられた理由も笑

きっと患者さんが沢山ついている方や、鍼を打たせてくれる方にたくさん出会える方は、その方達に真剣に鍼を打たせて貰えばいいんです。

でも、僕は修行先から独立してからはしばらくはどうしても鍼を打つ機会が減りました。

なぜかやり続けた軽擦、今はやってよかったと。
そして、僕こんなに頑張ったよと今まで誰にも言ってなかったのでアピールも笑

あとの変化は、手の荒れなどがクリームなどほとんどいらなくなった。昔は冬なんかはハンドクリームやオイル的なものを塗ってないとすぐ手が荒れちゃってザラザラしたっけ。

あと手が異常に赤くなるくらいかなぁ。

この積み重ねは僕の財産だなぁ
と改めて思ったわけです。

そして今にも繋がっている。

とりあえずやって、続けてみてよかった。
分からないけど、何となく続けられたのも意味があるし、
継続して、時間を使う ってすごい難しいけど、大切で、きっと何かが変わるんだなぁって。こういうことも時間を味方に。

うん、あと三年やってみよー。

鍼灸院にとっての「お掃除」とは

2021.02.15 | Category: 修行時代,治療院・自己紹介

【お掃除の日】
日曜日は月に数回の「中掃除」の日
うちには「小掃除」「中掃除」「大掃除」「ワックスがけ」がありまして、

「小掃除」は診療日は毎日、
「中掃除」は月に数回、
「大掃除」は年に一回、
「ワックスがけ」も年に一回、
あります。

「小掃除」は、診療前に、
全ての床の掃除機がけ、
玄関掃除・水まき、
トイレ掃除、待合室のテーブル埃取り、

「中掃除」は、休みの日に、
小掃除+

・院内全ての物、家具(もちろんそれらの下)の掃除機がけ(掃除機の先をブラシタイプに替えて〜)、からの、
→院内全ての物をギュッと絞った雑巾での拭き取り、

・フィルター類→換気扇、エアコン、空気清浄機、加湿器(除湿器)の掃除機がけ、雑巾での拭き取り

・電球、蛍光灯、カバーの埃取り
・巾木の埃取り
・ガラス拭き、鏡、絵の額拭き、指紋なしピカピカに
・家具の足の下の拭き取り

「大掃除」 年末に
中掃除+

・壁の埃取り(クイックルワイパー系)、木製の壁は雑巾掛け
・玄関(外)の電球の掃除
・床の隅の少し埃が溜まって黒くなりやすいところを徹底的に。
など

書くと意外に少ない気がするな〜。
「中」と「大」は妻に手伝ってもらってます。ありがとうございます。

お掃除をすると、気持ちいい、患者さんも心地よい、
当たり前ってだけでなくって、
なーんでお掃除大事なのかなぁ、まあまあ時間がかかるのになーんでこんなに続けられてるのかなぁと。
なーんとなく最近はわかった気がしました。

「治療の空間が綺麗にクリアになるってこと」、と、
「治療の空間を一定に保つこと」、が、
自分の治療場所を持っている場合は大切なんじゃないかなぁ〜と。

「治療の空間が綺麗にクリアになるってこと」
邪魔な物、余分なものがないから、
治療に必要な感覚.五感をより患者さんへの変化に注げる、
何かおかしいの違和感、ピーンと勘が鋭くなるを感じやすくなる。
「治療の空間を一定に保っていること」
多少模様は変えるけれど、基本はいつも一定であると、
(来院の動きの流れ、準備の流れ、空気・雰囲気の流れ、施術者自身など)
患者さんがいらした時、患者さんの変化に気が付きやすくなる。

※うちの場合、廊下から治療室へ入る出る瞬間のお顔と声と姿勢が特に。入り口の四角が一瞬カメラのフレームみたいに感じて変化を感じやすいんです←伝えきれない(^_^;)それと、階段の登り降りがとても参考になります。

「いつもより歩く音が静かだなぁ」とか、(身体がいつもより軽いのかな?)
「いつもより顔を少し下を向けて入ってきたなぁ」とか、(家で、仕事で嫌なことあったかな?改善が思わしくないかな?)
「帰り際のシルエットがいつもより背が高く見えた」、(コリが取れて姿勢が良くなったのかな?)
「いつもより猫背だった」、(背中や胸、お腹の調子どうかな、心配でもあるのかな?)
「階段を登ってくるスピードがいつもより早かった」、(調子良くなっているな、良いことあったかな?)

「第一声の声の反響の仕方がいつもより心地よかった」、(解決したかな、心も落ち着いたかな?)
「今日は声が空間に沈んでしまっている」、(あらら、)

靴の脱ぎ方が違う、車の停め方が違う、洋服の畳み方が乱れてる、置く場所が違う、順番が違う、(なーんか変わったのかなぁ)

それから、匂い・臭いも空間が澄んでいた方が自然と感じやすいです。
昨晩のお酒のにおい、薬のにおい、食べ物のにおい、汗の種類、生活のにおいの変化、治療前の習慣のにおい。
(別にクンクン嗅いでいるわけではありませんよ、しぜ〜んと感じる程度)

などなどなどなど‥頭でわかる範囲はこんな感じ

鍼灸師は患者さんの施術中だけでなく、
治療前の生活、習慣からもたくさん何かを感じて、治療にあたります。

問診、触診だけでなく、五感を自然と使っています。
お掃除をしっかりしているとより深く五感を使える気がします。
さらに自身の状態が良いと第六感的なものもちょろちょろ現れる気がします。←それは置いといて。←場所の力、大切〜。

五感が研ぎ澄まされるってことは、
触診はもちろん、問診、ちょっとした一言、も鋭くなるってことで、
患者さんの病の深さ、時間、本当の原因などをより短いやり取りで見当をつけやすくなって、
病の距離・深さ、症状の予後、経過を測りやすくなります。
身体の、その方の言葉にならない声を聴く力って、大切〜。

すると、
自信を持って治療に当たって、治療を続けて行くことができます。
この一鍼、一鍼打っている時間は、
間違いなくこの人の人生を良くする時間なんだ!!と。

何となーく患者さんの良くなる姿が見えて、
何となーくこんな活躍されるんだろうなぁ、できるだろうなぁ、って。
もちろん楽しい、楽にずっとその時が過ぎるばかりではありませんけど。
でもその姿を共有できると結構乗り越えていけます。

また院内だけでなく、
患者さんが曇ったり歪んだりして映らないように、
自分自身もきちんと磨いて、一定で、クリアに、色んな角度から物事を感じれるよう、日常を過ごしていきます〜。

院内にあるお花の意味

2021.02.02 | Category: 修行時代,日々のこと,治療院・自己紹介

【7年間、毎週通ったお花屋さん】
が、昨年いっぱいで閉店してしまいました。

院内のお花
師匠の真似をして生花を治療院に置こうと思ったのがきっかけでした。

初めお花屋さんに行くのは、
買い方もわからないし、何となく気恥ずかしくって、少なくてもいいのか?と、緊張していました。

全くわからないので、

「一輪挿しにはどれが良いですか?」
(いっぱい花瓶にお花を入れるとより難しく、修行先でもほぼ一輪挿しだったので)

「これいくらですか?」「これはおいくらですか?」何回聞いたか(^_^;)
(全てには値段が書いてないことが多くて、初めの頃はお花にかける予算もとても慎重でした、週の予約の入っている人数などで計算していました^^;)

「このお花の名前はなんですか?」
(スマホにメモメモ←患者さんによく聞かれるので、おかげさまで今は大抵のお花屋さんにあるお花の名前は言えます)

「この花持ちますか?(強いか?)」
(2,3日しか持たないとちょっと寂しいのですし、診療日には元気でいてほしいのです。弱ったら短く切ったりいろいろ工夫します)

「少しですみません」

少し慣れてきて、
しつこく毎週聞く僕に、お店の方は親切に値段もお花の名前や由来なども教えてくれました。
きっとたまーにさらっーとおまけしてくれて、値段も相場より高いと教えてくれました。お花の扱い方、管理の仕方、水あげなども。

毎回領収書も「鍼灸栗原治療院」と面倒くさがらず買いていただき、お金を払って、領収書を受け取り、お花を抱えて車に乗り込む。
何回やったんだろ。

慣れてくると、お花屋さんに入って、
じっーとお花を見て選ぶのが楽しくなって、

まず、珍しいのがあるとすぐ買う。
かわいいお花、凶暴なお花、凛としたお花、大きなお花、ぼやっとしたお花、可憐なお花、高いお花、親しみやすいお花、光ってるお花、人工的なお花、、、

この花あの人好きだったよな とか、
去年素敵って言ってくれたよな とか、
あの一人薄ピンクのお花好きとか言ってたよな とか、
今週見えるからこれ買おう とか、
患者さんのことを考えて買ったり、

それから、
季節に合わせて、お花を選んだり、少し先取りしてみたり、
お花屋さんに、本当のお花の季節も聞いてたっけ。

それから、新しい気に入った花瓶を買うと、それに合うお花はないかなとも探してるなぁ。

買って帰って、花瓶と合わせて、切って、
たまに葉っぱ取って、
なるべく最大限その花瓶とお花がかっこ良く、活き活き見えるように整えてあげます。余計なことはせず。(できない)

そして、お花が1番魅力的に、可愛く、美しく、格好良く見える場所に置いてあげます。

床だったり、窓際だったり、机の上だったり、
基本は患者さんの通り道(邪魔にならないところ、もろみえるぞー、置いてるぞーじゃなくて、うっすら応援してますよ的なあり方で)、

あとは空間が尖っているところにいてもらいます。(もちろん、花瓶の下にはコースターやマットや、丸く切った和紙など置くとより素敵に見えるんです、大切なその一工夫)

これだけで空気もとっても丸くなります、ちょっと安心します。
(お花を置くには、掃除や余計な物がないこともとっても大切な気がします)

僕がお花のことを聞く以外、
「こんにちは〜」や、「寒いですね〜」くらいしかお話はしていませんでしたが、
今、お花屋さん難民(お店は何軒か見つかったのですが、短縮営業で時間が合わなかったり、数が少なかったり)で、種類のあるホームセンターへ行っているのですが、やっぱりなんとなぁ〜く寂しい。
のと、お花を自分で取って選ぶので、勉強になりますが、これでいいのかと不安になったり。お花屋さんが見て取ってOK出して売ってくれる安心感。

お花屋さんとの思い出を書こうと思ってたけど、お花を置くことについてたくさん書いてしまったけど、

本当に、毎週、七年間、
お店に入って、
う〜っんと、睨めっこ、
いやいや、かわいい子〜いないかな〜、
これもあやしい、

なんだろう、今週のおもてなし?患者さんの驚く顔や、何気ない一言のため?空間の柔らかさ、力を高めるため?単純にお花があると患者さんがなんとなく良い、落ち着く。
格好良くいうと、これも治療の一部だなとも思ったり。お花でホッとしたり、話がしやすくなったりが、鍼が入りやすくなったり。
(もちろん、技術がバッチリあればこんなことは気にしなくても全くOKだと思います)

お花に助けてもらった事がたくさんあったなと。
いいお花屋さんに出会えてお花が好きになれて良かったなぁと思いました。

先週の母と僕の会話
母がちょっと遠くのホームセンターへ買い物(お花が沢山ある)行くと言っていたので、

栗「お花買ってきて〜」
母「どんなの?」
栗「かっこいいやつ〜」
母「‥‥‥」
しばらくして
栗「雪柳と蝋梅、あとはキリッとしたやつ、木とかあったら買ってきて〜」

10代、20代の頃は、こんな会話、雪柳と蝋梅と指定して母に買い物を頼むなんて想像もしていませんでした笑

【変わるのでなくて、元の自分に戻る】#ありの〜ままの〜

2020.10.23 | Category: 修行時代,日々のこと

【変わるのでなくて、元の自分に戻る】#ありの〜ままの〜

修行時代、メチャクチャ怒られました(指導)、自分ダメだなぁと、もちろん至らないところだらけでしたし、とーても凹みましたし、週の半分は鬱状態 笑、体重も8キロ以上増えてたっけ(この時だけはお酒が美味しいと初めて思いました、今は一杯は美味しい、飲んでないけど)、
安全バーのないジェットコースターにずーっと乗っているような感覚でした。

でも、最近気づきました。

師匠は駄目な僕を「そんなんじゃ駄目だ、変われ!変われ!」と言っていたわけではなく、
「お前はそんなんじゃないだろう!変われ!変われ!」と言ってくれていたのかなぁと。

否定されて、お前は変わらなければならないではなく、
肯定があって、お前は変わらなければいけないよ、って、

否定されて全く違う人、スーパーマンにならなくちゃいけないと思ってしまっていたけれど、
実は、できるはずだから、それを発揮するために、元のお前になれるように変わらなければいけないよって、

今までの自分を全部否定にして新しく生まれ変わるのではなく、
初めからある自分に戻るだけ。

ハンマーで叩かれて、ぶっ壊されて、作り直されたのではなくて、
何かで埋まっている自分、何かしらの理由で殻に覆われている、錆び付いている自分を、
なかなか鋭利な刃物で殻から出してくれて、強烈なシャベルで掘り起こしてくれたんだぁと。

だから、最後まで見捨てずに怒ってくれたのかと思いました。

こう考えられたら、大変だったこと、嫌だったこと、忘れたいことがより大切に思えてきました。

それから、
駄目だった自分が苦労して変わったのではなく、
何かで抑えられていた素晴らしい自分が出てこられた!
と思えるようになりました。

すると、
より今までのことに感謝を感じて、自分に自信が溢れてきて、これでいいんだと思えました。

そして、まだまだ僕は本来の自分、ありのままの自分、自由な自分になれて、
もっともっと力を発揮できて、楽に生きられるぞっという気がしてきました。

外へ外へ変わろうとすることはなかなか苦しかったけれど、
内へ内へ変わること、戻っていけることは、とても安心して、何かと繋がれて、心が満たされた気がします。

真っ直ぐな子供や、前向きな患者さん、関わる人にみーんな教えてもらいました。気づくヒントをもらえました。
やっぱり、人ってみんな素晴らしいんだ。
ありがたや、ありがたや。

なーんか、鍼や治療も同じなぁ。
余計なものを出して取るだけだなぁ。

 

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所在地

〒270-0226
千葉県野田市東宝珠花94-2

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