- Blog記事一覧 -2月, 2019 | 野田市東宝珠花の鍼灸なら【栗原治療院】の記事一覧
2月, 2019 | 野田市東宝珠花の鍼灸なら【栗原治療院】の記事一覧
七十二候が雨水の初候「土脉潤起 (つちのしょううるおいおこる)2/19~2/23頃」 に変わり、あたたかな雨に大地が潤い活気づく頃となりました。
往診の時ここ数日は、靴の底に土がつく日が多かった気がします。
2019年2月20日(水)午後7時30分に放送された
・NHKガッテン !
慢性痛しびれが改善!逆子も治る!?東洋の神秘「はり治療」SP
の再放送が2019年2月23日(土)午前0時25分 金曜深夜にあるようです。
今日は思ってたより強く雨が降りましたが、なんとなく気持ちがいいです。
二十四節気 が立春から「雨水 (うすい)」 2/19~3/4頃に変わり、本格的な雪解けの季節となりました。この頃になると厳しい寒さも和らいで、降る雪が雨へと変わり、深く積もった雪も解け始めます。
この時期から春にかけて降る雨は「養花雨 (ようかう)」や「催花雨 (さいかう)」と呼ばれ、梅や桜など春の花の開花をうながすと言われています。
こうした土や水が動き始める雨水は、昔から農業の準備を始める目安とされてきました。
少し前ですが、温泉旅行に行ってきました。
最近になってやっと「温泉っていいな」と思えるようになりました。
温泉に入って「あぁー」とか「あ゛ぁ゛ー」とか「ふーっ」とか言って、息を吐くと少しだけ楽になります。ちょっとだけ呼吸と一緒にイライラや疲れ、少し嫌な事、面倒な事がどこかに飛んで行ってくれてるような。ちょっとだけいつも働いてる頭が考えなくなったり。何となくそれがとっても楽で気持ちがいい。
年を取っていくと、こころも身体も色々あるけれど、
身体も少し楽になって、気持ちも少し楽になって、少しだけ生まれ変われたような、もしくは日頃の垢を落とせて普段の自分に戻れたような、、
移動は長く、出費も多く大変ですが、
いつもより早めに美味しいものを食べて、眺めの良い温泉なら綺麗な景色も見れて、心が洗われます。
お酒を飲む人はいつものお酒もより美味しく、何となく早めに携帯電話やテレビも消して少し早めに寝る。
贅沢。
だから、温泉旅行に行くのかなと。
他にも、ゆっくり本を読めたり、話ができたり。
鍼灸で身体を整えることも少し似ていると思っています。
鍼は保険もきかず、怖いし、訳わからないと思っている方もいるかも知れませんが、途中お灸で「あぁ〜」と思ってもらえたり、治療後、「あ゛ぁー」と思ってもらえます。
少しの間頭の回転、気持ちの動きを鎮められます。
初めは分かりにくいですが、治療後明日、明後日と段々と何となく少しずつこころも身体も楽になります。
胃腸も良くなり、血行も良くなるので、食事も美味しく、お酒も美味しく感じます。
身体に気をつけるので少し早く寝たり、身体が緩むと自然と眠くなります。
贅沢。
ちょっとだけ日々が変わっていきます。
鍼灸は
病気、痛みの改善はもちろんですが、
少し我慢をして「はぁ〜」「あぁ」「あ゛ぁ〜」と深く呼吸をして、働き過ぎの頭、こころを休めて、血を入れ替えたように少し生まれ変わって、もしくは日々のつっかえを解消しもとの自分に戻っていくような深い感覚があります。
これはきっと他のことにはあまりない、
全身鍼灸の持つ大きな特徴だと思います。
皆さんにも「鍼灸治療っていいな」と早くわかってもらえるように、
院内に美味しいお茶に、素敵と思ってもらえるお花、院内の空気を準備してお待ちしております。
遅くなってしまいましたが、
七十二候が立春・次候「黄鶯睍睆 (うぐいすなく)」 2/9~2/13頃
に変わり、山里ではウグイスが鳴き始める頃となりました。
また14日からは
七十二候が立春・末候第三候 「魚上氷 (うおこおりをいずる)」 2/14~2/18頃
になります。
「魚上氷」は、次第に春めき、凍っていた川や湖の表面が割れ、魚が飛び跳ねる様子を表した候です。
まだまだ寒く、気温差、天気の変動の激しい毎日ですが、夕方の雰囲気、吹く風、日の照り方など春が近づいてきています。
外に出たら、お花だけでなく、水の中を泳ぐ魚、鳥の鳴き声、虫の姿に注意をして歩きたいと思います。
2月4日から七十二候が立春・初候 「東風解凍 (はるかぜこおりをとく)」に変わり、暖かい春風が川や湖の氷を解かし始める頃となりました。
2月4日は風が吹き、暖かかったのでやっぱり何だかすごいなと改めて思いました。
鍼灸栗原治療院ホームページ内に「ブログ」の他に「施術コラム」(症状や治療法などの記事)を設けることになりました。
日々の事柄だけでなく、施術、症状などについても、ホームページ作成時には書ききれなかった事、新たに発見した事、学んだ事を少しでも見やすく分かりやすくお伝えしていけたらと思います。
「節分にはちゃんと豆まきをしなさい」と先生に教わり、
毎年節分の日には治療院と自宅に豪快に豆をまきます。まいた豆は次の日回収し、鳥にあげます。
節分とは、もともと各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことで、「季節を分ける」という意味があり、
立春は旧暦(明治5年まで使われていた暦)では新しい年の始まり(元旦)を意味していました。
立春前の節分は大晦日にあたり、新たな一年の始まりである春に移行する、最も大切な節目とされてきました。
節分が「年越し」「年取り」と言われる理由もそこにあります。
節分の夜は、季節が改まる境目の時間です。
一つのものが終わり、新しいものが始まる間、季節の分かれ目には、鬼(邪気:災害や病など不幸な出来事)が入り込みやすいと考えられており、それを追い払うために豆まきや、柊、鰯の頭を玄関に飾る習慣ができたそうです。
季節の分かれ目にしっかり厄払いをして、少し緩んだ新年の気持ちを引き締める直すにはとても良い気がします。
お正月の混雑時に厄払いをお願いしようとした時、「2月3日節分までにすれば大丈夫ですよ」と教えてもらったことがあるのを思い出しましたが、旧暦が関係していたのかと気づきました。
それから、鍼灸学校の先生に「厄払いは関係ない人(夫婦でも)は一緒に行ってはいけない(お祓いする場所:建物内などに)、厄が飛んでくるよ」とも教わりました。役は飛んでこない、むしろ家族で受けた方がいいと言う意見もあるそうですが、僕はそれ以来必ず守っています。
「鬼は〜外、福は〜内」と今夜は元気に豆まき、豆を食べます。