いわゆる「ツボ」だけを使った治療ではなく、筋肉、骨格、皮膚、血流、筋膜、神経、リンパ、ツボ、気血水と様々な角度から痛みつらさにアプローチ。
また呼吸、脈拍、冷え、におい、声、肌つや、柔軟性、身体の緊張、動作、足音、癖などを観察し、身体の不調和からも解決策を導き出します。
そして、鍼灸により、身体の深い芯からの疲労・つらさから身体を解放します。
その場しのぎの治療ではなく、患者様の未来を思った鍼灸・指導を致します。
人間が本来備えているはずの自己治癒力や抵抗力、免疫力を呼び覚まし、あなたの明日、1か月後、1年後、10年、20年後を想像し思い、治療に当たります。
一生付き合う大切なお身体、ご自身で理解し、一緒にメンテナンスをしていきましょう。鍼灸はその手助けをさせていただきます。
鍼灸院のものは常に、丁寧に、清潔に、大切に、扱っております。
また、鍼灸の道具はすべて高品質な国産の道具を使用しております。
治療院に入った瞬間からお帰りのときまで心地よく過ごしていただくために、毎日の清掃や衛生管理も徹底しております。
初めての鍼灸は怖いものですが、少しでも安心して治療を受けていただけるよう全ての面で最善を尽くします。
TVを見れば様々な健康情報が流れています。
数えきれない程多くの治療院、施術所があります。
鍼灸院へ行けば、それぞれ色々な治療があります。
私は自分の鍼灸治療に対して
「いい加減なこと、恥ずかしいこと、楽なこと」はしません。
全力で毎回、毎回患者さん、患者さんのお身体に真剣に向かい合います。
気持ち良く院にお入りいただき、挨拶をして、丁寧にお話を伺います。
身体・動作を観察し、労を惜しまずしっかりと鍼を打ち、灸で温めます。
安心して鍼灸を受けられるよう必要な声をかけます。
鍼灸中は離れず、身体の変化を確認して治療をおえます。
いつもどんな時も「当たり前のことを、当たり前に行え、続けられる」ことが大切だと思っております。
鍼灸治療後や後日、「身体が楽になった」「ありがとうございました」「先生に助けてもらった」「来てよかった」と心から言ってもらえると患者さんの前では、「よかったです」とニコッとするだけですが、本当は飛び上がるほど嬉しいです、心が震えます。
自分も患者さんも、そんな笑顔が少しでも増えるよう日々鍼灸治療に当たっています。
田舎の自宅開業で、患者さんはなかなか来てくれないのではないかと思っていましたが、少しずつ少しずつ患者さんが来て下さり、毎日鍼を持って仕事ができています。
鍼灸の専門学校に入った頃の自分にはとても想像もつかないことができています。
入学を決めた時から、心身ともに擦り切れるくらい苦しい事、自分の不甲斐なさに打ちのめされた事、自分は治療家になんてなれないと思う事もありましたが、困った時には、必ず誰かが手を差し伸べ助けてくれ、無言で背中をさすり支えてくれる人がいてくれて、有り難いことに何があっても帰る場所がありました。
色々な思いが凝縮された忘れられない10年間でした。
僕は
「言われたことがすぐできる」、「スムーズに何気ない会話を進める」、「とりあえずやってみる」などが苦手です。どちらかと言うと要領は良い方ではなく、不器用だと思います。おまけに心配性で緊張しやすいです。
この10年本気で悩んで分かった自分の長所は
「決めたことを、継続することができる」、「いい加減なことが嫌い、ズルをしない」、「良くも悪くも普通」ということです。
今、心に強く思っている事は
決めたことは、転んでも悩んでも、また今まで通り続けること。
つまずいた時の「やっぱりやろう!」と立ちあがる事は素晴らしい!美しい!
そして、
毎日「普通より少し良い!」を続けていれば、思った以上に前に進み、輝いていること。
特別なことは起こりません。今あるものを大切にして、日々を地道に歩んで行きたいと思っています。悩んだことや、苦労したこと、嬉しいこと、心がけ、みんな顔や治療に出ると思います。
患者さんの前に自信を持って立てるよう、初心、この十年間を忘れず、日々誠実にありたいと思います。
いつも穏やかな鍼灸院で、毎回しっかり血のかよった、気の通る鍼灸マッサージ治療を致します。
鍼灸 栗原治療院
院主 栗原洋
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