-ルート治療について | 野田市東宝珠花の鍼灸なら【栗原治療院】
コリがあらゆる痛み、疾患のほとんどの原因であり、
最もつらい箇所(コリ)めがけて直接的に徹底的に鍼をうちます。ですが、コリを壊すのではなく、悪い所に集中的に血流を集めて自身の身体の免疫の作用により、コリをゆるめる、なくしてもらう治療法です。
コリも体質・症状によって、形、深さ、長さ、感触が決まっており、その形状を「ルート」と呼びます。
そして私たちはそのルートを頭の中の知識だけでなく、お話を伺って、目でみて、手で触って、鍼を打って、変化を見ながら適切に捉えていきます。その症状のルートを的確に特定し、適切な本数・深度で、適正回数、治療を重ねていくと、ルート(コリ)が緩み、それに比例して、症状が消えていくという治療法です。
ルート(コリの塊・身体)は、その人の生活(人生)を写す鏡だと思います。生活、考え方によっても決まったルートが出てきます。創始者の白川勇作先生やルート治療をされている先生方から、数多くの臨床事例の症例報告により数多くのルートが発見されています。そして、私も真剣に患者様と向き合い、お体に触れさせてもらい、このルートの存在を確信しております。
現代の多くの臨床事例から出来上がった、現代の日本人に最も合う治療法だと思っております。
①使い過ぎ・筋肉の緊張の蓄積
②ストレス(不安・怒り・気の使いすぎ等)の蓄積
③先天性のコリ(物心ついた時から身体がこっている、何もしてないのに調子が悪い)
④手術や事故、大きな怪我によるコリ
⑤内臓の不調
ストレスのコリ、使い過ぎのコリ、頑張り過ぎのコリ、こうしたいけどできないコリ、だらしないコリ、眠れないコリ、 不摂生のコリ、食べ過ぎのコリ、心配性のコリ、トラウマのコリ、親から受け継いだ先天性のコリ、身体がパンクしちゃったコリ、薬の使い過ぎのコリ、交通事故のコリ、外科手術のコリ、盛り上がったコリ、沈んでいるコリ、表面のみ張っているコリ、悪い血が溜まっているコリ、ブヨブヨしているコリ、粉々に散ってしまったコリ
痛み、かゆみ、熱感、冷え、しびれ、圧迫感、筋肉に力が入らない、倦怠感、けいれん、ムズムズ、精神症状、頭が回らない、感染症に感染しやすい、アトピー、帯状疱疹、ニキビ、ヘルペス
などはルートがある場所になります。
これらのコリを見つけゆるめ、取り除くこと=症状の改善です。
とてもシンプルで効果のある治療方法です。
コリはどんな原因であったとしても、鍼や整体、指圧でゆるめていくしか方法がありません。
コリは一旦発生してしまうと、時間が経過しても免疫が修繕を行なってくれずにその箇所に居座ったまま数年間、数十年間増幅を続けていくからです。数日間仕事を休んでも、運動を始めても、食生活を改めても、蓄積された分のコリはそのまま残ってしまいます。また、コリはずっと痛みや症状として表現され続けるとは限らず、症状は無くとも水面下で潜伏的に成長し続けたり、出たり引っ込んだりを繰り返しながら増幅することもあります。
「コリ」と表現すると、硬い、使いすぎ、休んでいれば良くなる、など単純で簡単に思われてしまいますが、真剣に「コリ」というものに向き合いますと、筋肉のコリ、精神的なコリ、休んでも良くならないコリ、重なってしまっているコリ、感じないコリ、気持ちに影響するコリなどたくさんの心身に影響している「コリ」があります。
ルート治療はその「現代の多様なコリ」を徹底的に取り除き、痛み、症状を発生させている「コリ」から体と心を自由にしていきます。