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今日は思ってたより強く雨が降りましたが、なんとなく気持ちがいいです。
二十四節気 が立春から「雨水 (うすい)」 2/19~3/4頃に変わり、本格的な雪解けの季節となりました。この頃になると厳しい寒さも和らいで、降る雪が雨へと変わり、深く積もった雪も解け始めます。
この時期から春にかけて降る雨は「養花雨 (ようかう)」や「催花雨 (さいかう)」と呼ばれ、梅や桜など春の花の開花をうながすと言われています。
こうした土や水が動き始める雨水は、昔から農業の準備を始める目安とされてきました。
少し前ですが、温泉旅行に行ってきました。
最近になってやっと「温泉っていいな」と思えるようになりました。
温泉に入って「あぁー」とか「あ゛ぁ゛ー」とか「ふーっ」とか言って、息を吐くと少しだけ楽になります。ちょっとだけ呼吸と一緒にイライラや疲れ、少し嫌な事、面倒な事がどこかに飛んで行ってくれてるような。ちょっとだけいつも働いてる頭が考えなくなったり。何となくそれがとっても楽で気持ちがいい。
年を取っていくと、こころも身体も色々あるけれど、
身体も少し楽になって、気持ちも少し楽になって、少しだけ生まれ変われたような、もしくは日頃の垢を落とせて普段の自分に戻れたような、、
移動は長く、出費も多く大変ですが、
いつもより早めに美味しいものを食べて、眺めの良い温泉なら綺麗な景色も見れて、心が洗われます。
お酒を飲む人はいつものお酒もより美味しく、何となく早めに携帯電話やテレビも消して少し早めに寝る。
贅沢。
だから、温泉旅行に行くのかなと。
他にも、ゆっくり本を読めたり、話ができたり。
鍼灸で身体を整えることも少し似ていると思っています。
鍼は保険もきかず、怖いし、訳わからないと思っている方もいるかも知れませんが、途中お灸で「あぁ〜」と思ってもらえたり、治療後、「あ゛ぁー」と思ってもらえます。
少しの間頭の回転、気持ちの動きを鎮められます。
初めは分かりにくいですが、治療後明日、明後日と段々と何となく少しずつこころも身体も楽になります。
胃腸も良くなり、血行も良くなるので、食事も美味しく、お酒も美味しく感じます。
身体に気をつけるので少し早く寝たり、身体が緩むと自然と眠くなります。
贅沢。
ちょっとだけ日々が変わっていきます。
鍼灸は
病気、痛みの改善はもちろんですが、
少し我慢をして「はぁ〜」「あぁ」「あ゛ぁ〜」と深く呼吸をして、働き過ぎの頭、こころを休めて、血を入れ替えたように少し生まれ変わって、もしくは日々のつっかえを解消しもとの自分に戻っていくような深い感覚があります。
これはきっと他のことにはあまりない、
全身鍼灸の持つ大きな特徴だと思います。
皆さんにも「鍼灸治療っていいな」と早くわかってもらえるように、
院内に美味しいお茶に、素敵と思ってもらえるお花、院内の空気を準備してお待ちしております。
外に出たら »