- Blog記事一覧 -「コーヒー」って健康にいいの?悪いの?
コーヒーは健康に良いの?悪いの?
よくテレビでもコーヒーを飲むとガン予防になるなどありますが、実際はどうでしょうか。
私は、
「コーヒーは、嗜好品。コーヒーは、薬。」だと思います。
→「飲み過ぎは良くない」
ある一定の病気の予防には、
効果的ですが、
「飲み過ぎは生活の質の低下につながる!」
コーヒーには、
ストレス和らげる、集中力を高める効果がます。
とっても良いことです!
また、お医者さん、大学教授の方の病気になりにくくなるという意見があります。
「コーヒーを飲んでる人と飲んでない人と、どっちが健康かとか、がんにならないかとかの、疫学調査という調査があります。それによると、1日3杯ないし4杯が最も病気になるリスクを下げ、それ以上飲むと逆に心臓病とかリスクが上がってきます。」
や、
「実はコーヒーというのは、心疾患ですとか脳血管疾患、肝臓がんというような病気のリスクを下げるということが知られています。心疾患というのは、例えば心筋梗塞とか心不全、脳血管疾患というのは脳梗塞とか脳卒中、肝臓がんは肝臓がんですね。こういったものが、飲まない人を1とした場合に1日1~2杯飲む人さらに3~4杯飲む人ほど死亡リスクが下がる、ということが疫学研究によって明らかになっています。」など
とっても良いことです!
が、
・コーヒーを飲まないと
元気がでない人
やる気が出ない人
・コーヒーを3,4杯くらい飲む方で
慢性的な疲労を感じる方
やる気の出ない人
背中の張りやすい人
慢性頭痛の方
→「副腎疲労の可能性があります!」
Q. 副腎疲労とはなんぞや?
腎臓の上にある副腎という臓器があります。
副腎皮質ホルモン「コルチゾール」を分泌することが主な役目です。
元気にしたり、やる気を出すホルモンです。
(※腎臓は、血液をろ過して、悪いものを余計なものを尿にして出す臓器)
コーヒーは副腎皮質を刺激して、
コルチゾールを分泌させる=覚醒作用「よし!やろう!」
しかし、「一時的な変化に過ぎません!」
コーヒーの飲み過ぎは、「よし!やろう!」「よし!やろう!」「よし!やろう!」を繰り返し、副腎を疲労させます。
→これが副腎疲労です!
自然に分泌するのは良いけれど、コーヒーによって無理やり分泌するようになると、
どんどんどんどん副腎が疲労、慢性的な疲労になっていきます。
体がなんだか不調、やる気でない‥
それをまたコーヒーを飲む さらに無理やり動き、疲労‥の悪循環に陥ります。
コーヒーを飲みすぎていることは、
副腎のホルモンを無理やり使って、無理やり働かせ、やる気を一時的に出させています。一時的に落ち着いた気分にさせています。
疲れている臓器、体、頭を無理やり使っているということになります。
⭐️慢性的に身体、精神の不調の方で心当たりのある方は、気にしてみてください。
また、コーヒーの飲み過ぎは、
カフェイン分解のため肝臓に負担
胃酸分泌促進作用があるため、胃に負担
利尿作用、神経興奮作用が強いため、睡眠障害を起こすきっかけになったり、
体質にもよりますが、内臓に大きく負担をかけます。
腸内環境も悪くなり、精神的にも疲労します。
そして副腎の疲労は、副腎の病気にもつながってしまいます。(原発性アルドステロン症、クッシング症候群)
副腎疲労=慢性疲労=慢性やる気でない
それをコーヒーでやる気を出す(薬に似ていませんか)
心当たりのある方は、
まずは、
内臓を休ませる、休息させる。
しばらく、コーヒーを飲まない。
胃に負担の少ない物を食べる、量を減らす。
副腎疲労していそうで、
体力のある方は、
ファスティング(断食)などを取り入れることも良いです。
コーヒーを飲んでも良い量は、ブラックなら 2、3杯
できるなら午後3時くらいまで
5杯以上のコーヒーは、不安症と区別できないほどの気分の変化を招く調査結果もあります。
⭐️まとめ⭐️
コーヒーは、肝臓癌など一部の病気の発症を減らすことはできるかもしれませんが、
(コーヒーの代謝酵素も人によってですし、合う合わないがあると思いますが、)
体調不良の方、原因不明の疲労の方には、
飲み過ぎは、胃や肝臓など内臓に負担をかけますし、カフェインの取り過ぎも神経興奮、交感神経優位、イライラの原因になります。
副腎も無理やり働かせると疲れてしまいます。
内臓・腸内環境の乱れは、原因不明の心身の不調を招きます。
コーヒーは、ほどほどに。
一時的な集中・リラックスの切り替えの嗜好品として楽しんで下さい。
でも、コーヒーのある空間って格好いい気がするし、なんか癒されるんですよね^^;