- Blog記事一覧 -心の のっている鍼
師匠に「気の通る鍼を打ちなさい。」と教わりました。
修業時代は、「それは、何なのだろう?」「名人になると手から気が出るのかなぁ」とそんな事を思っていましたが、
最近は、「心ある鍼」と言いますか、「思いやりのある鍼」と言いますか、
「優しい鍼」これは違う、
治療中、刺鍼中、
「ふわふわ~っとして、鍼と手がもじょもじょ~っとして、ぐわしぐわしとツボをつかむ感じ」で、
「患者さんがころころ~っと軽くなって、ふぅ~っとペタンとベッドに張り付いてしまう感じ」です。
とっても鍼を持って治療をしていて、心地よい、気持ちよい、鍼ごたえがあって、
会話をしていても、穏やかで、清々しい調子で、何となく嬉しい気分、目が垂れて、口角がほんの少しだけあがった感覚になります。
訳の分からない説明になりましたが、文字にするとこんな感じが、
今の僕にとって「気の通る鍼」なのかなと思っています。
もしくは、「気の のっている鍼」という表現が今のところピンときています。
どなたか共感してくださる方、募集しております(笑)
少しでも、来院してくださる方のお身体、気持ちが楽になるよう日々精進してお待ちしております。