- 施術コラム一覧 - おでこの鍼の効果① 丹光って知ってますか?
【丹光(たんこう)って知っていますか?】おでこの鍼①
最近、おでこに鍼を続けている患者さんと
患「先生、私仰向けからうつ伏せになると、前回もなんですけど、頭の中に ほおずき みたいなもの?点?カクカク?が見えるんですけど、、、これなんですかね?」
栗「何ですかねぇ」
患「前回はくすんでたんですけど、今回ははっきり見えます」
栗「何すかねぇ^_^」
その後その方から連絡があり、
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今日もお世話になりました。
前回そして今回と,2回にわたって瞼を閉じて見えたものが気になりググったところ丹光と言うもののようでした。
なんでしょう。
不思議です^ ^
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僕も知らなかったので、
「丹光」について色々調べてみました。
○丹光(たんこう)について
・丹光とは、目を閉じた際にまぶたの裏側で見える光(の玉)です。人間(自分自身)のもつ生命エネルギーが発する光。
・暗い空間でのみ見えるという特徴があり、明るい空間で目を閉じても見えるという人はほとんどいない。明かりの消えた部屋や夜に見える。
(※うちは、うつ伏せになった時の患者さんの視界は暗い方です)
・邪念・雑念に満ちている人にも丹光は見えない。
悲しみ、怒り、恨み、不安などを手放し、平常心をキープできている人だけが丹光を見られる。
○なぜ丹光が見えたのか?
それは、サードアイ(第3の目)が活性化しているから。
サードアイとは、第6チャクラ・脳の松果体に位置する「心の目」を指している。
このサードアイが活性化することで、本来は目に見えない、自身の生命エネルギーの色や特徴がイメージ(丹光)として浮かび上がる。
気功の世界では、「丹光が見える=地に足のついた生き方ができている」と意味づけられていて、しっかりと現実を見つめて生きていれば、丹光が見えると解釈されている。
また、丹光が見えるのはリラックスしている証拠。
○丹光が見える人に共通する気質・精神状態。
「スピリチュアルな能力(超能力、霊力、サイキック能力)がある」
「魂のけがれがなく、純心で子供心を忘れていない」
「集中力が高まっている」
「ひらめきやインスピレーションを生む直観力が冴えている」
「自分の心や身体への変化を敏感に察知できる」
「平常心をキープできていて心にゆとりがある」
また、丹光が見える人の多くは、「瞑想」を日常的にしている。
子どもの頃は誰でも見えており、
瞑想やヨガのように、リラックスし集中した状態で、心を落ち着けて自分の内側に耳を傾け見つめることで、丹光が見えやすくなる。
子どもは、頭で余計なことを考えず、心に素直な状態だから丹光が見えやすい。
○まとめ
丹光とは、目を閉じた状態で見える光のこと。
第三の目であるサードアイが開くことで見えてくる。
・スピリチュアル能力の活性化している
・心穏やかで、怒り、不安がない
・集中力や行動力が上がっている
・インスピレーション・直感力が冴えている
・自分の心身が健全な状態である、変化がわかる
状態である。
状態になったということ。
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確かにこの患者さん、純粋で、前向きで、とても感受性の高い方でした。
鍼が良いところにおさまると、「今、私の身体の中に糸みたいのがあって、糸みたいなものがくるくるっと鍼に巻きつきました」とか、
「朝起きて、目をつぶってまどろんでいた時、何となく私より年上の女性の声で、腎臓が悪いから と言われ、身体の水を外に出した方がいい と、治療してもらえって、言ってて笑」とか、実際治療したら、めちゃくちゃ、むくみ、不要なものが代謝されました。
他にも、「首の奥にまだボスみたいなの(スジ)がいて、私ではない声で ここだ!ここだ!と言ってるんです、私、変な人ですよね笑」とか。
他の方でも、おでこの鍼をしていると、
「目が飛び出そう!目がまぶしすぎます!痛いくらいです!目を手で覆っていいですか!?」と聞かれたり、
この方も、何やら見えないけど、感じる方で、
前の患者さんが重い暗い症状の方だと、何かをもらってしまったり、
その方の容姿や部屋の感じを言い当てたり、「治療後は窓を開けて、私の背中をバチンと不意打ちで叩いてください」とか、言ってくださる方です。
この方は、身体の症状がひどくとてもイライラしていて、ぐったりしていて、これからどうしよう、何も信じられない…という方でしたが、
最近は、仕事も落ち着き、精神も安定し、どんな○○(職業名)になりたいんだろう?ならなきゃいけないんだろう!なんて考えていて、全くの別人のようです。
他の感覚の鋭い方ですと、
おでこと耳を治療をしていると、
「何か開いた!」「蓋をしていた過去の記憶を思い出せそう!」と、
その後、自分がしなければいけない課題を見つけてそれに向き合えたそうです。
「おでこは直接幸福を運んでくるものでないけれど、
おでこの鍼から、自身の課題、これからなりたい自分のための課題がやってきて、
それに気づき、それに向き合い、自分自身が成長できる!そんな感じ。」
と教えてもらいました。
実は僕も、初めておでこに鍼をしてもらった時、
丹光の話とは少しずれてしまいますが、
視界が、脳が、気持ちがクリアになることを感じたり、
心が穏やかになり、心が豊かに、温かくなるのを感じました。
鍼の可能性、力に、とても感動しました。
※この話は別の投稿で詳しく書ければと
おでこの鍼、ルート治療は、
通常の痛みや、症状だけでなく、
人間の気持ちや性質、感覚にも繋がっていけるんだなぁと感激しています。
それが続けば、生き方や、人生の質まで変わっていく!
決して今は全て解明されることではないかもしれないけれど、
治療した患者さんたちが沢山教えてくれています。