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治療院・自己紹介 | 野田市東宝珠花の鍼灸なら【栗原治療院】 - Part 6の記事一覧

「限界を作るな」

2018.09.01 | Category: 治療院・自己紹介

師匠の言葉です。

このところ偶然が重なり何人かの鍼灸学生の方に自分の行なっている鍼灸、治療院の流れを教える機会がありました。

自分も治療院を構えてから、鍼灸栗原治療院としてしっかりと教えることは初めてだったので気合を入れ、できるだけ簡単に教えたつもりなのですが、
自分が思ったより響かない、届かない…
これをやれば、治療に使える、すぐ治療になると思い伝えてるつもりだったのですが…(もちろん教え方も未熟ですが)
しっかりと反応して、一生懸命やってくれているのですが、何か違う。(技術的に全然できない、やる気が感じられないとかそういう感じの話ではなく)

物理的に身体が動かない、すぐ使う機会がないということもありますが、
「どこか他人事」というか、「まだ先の事」、「そんなすぐできるわけない」と頭でブレーキがかかっている気がしました。

自分も今までそうだった気がします。
あとで詳しくやってみようとか、その場で一生懸命やっているようだけど、何となくやっている。なぜか今更、遠慮したり、照れたり。

反対の立場になり、
とりあえず、そのままやっちゃえばいい
すぐ使えるようにその場でとりあえず形にはしちゃえばいい
しっかりと本質を捉えて
細かい所はあとで自分で考えたり、工夫したり、数をこなしたり、教わったりしたらいいと思いました。

今までは逆でした。
とりあえず形にするのが恥ずかしいのか格好悪いと思っていたのか、細かいところ、できないところばかり気にして練習、勉強をしていた気がします。

以前、師匠に「こうこうこうでこれができないのです」と尋ねた時、
「そうなっちゃえばいいんだよ(そうしちゃえばいいんだよ)」と仰られ、その時は何となく漠然と面白い考え方だなぁと思っていましたが、

今はあの冗談っぽくいっていた先生の言葉の意味が少しだけ分かった気がします。

これからは教える時も、教わる時も、
その頭のブレーキを外して、外してもらえるようにして、
頭でなく、身体で、本質をとらえ、恥も外聞も捨て、物事に取り組んで行こうと思います。

「ツメが甘い」「ケチな治療はするな」

2018.08.31 | Category: 治療院・自己紹介

師匠の言葉です。

見ていないから、分からないから、何も言わないだろうから手を抜く、いい加減な仕事をする人に最近当たってしまいました。
効率、利益の優先、慣れなどで、その仕事の本当の意味を失っている事がとても多くある気がします。

人任せにしてしまったのでいけないのですが、
悲しいやら、頭にくるやら、面倒臭いやら、
今までだとそんな自分が悪いと思って諦めて収めてしまっていましたが、
最近は、
「おかしくないですか!(そんな仕事をして恥ずかしくないのか!いい歳して!)」と訴えられる(怒れる)ようになりました。
それは、
自分が少しは仕事を真面目にできているからなのかな…と考えてみたり
守るものがある時は、まあいいやでは済まない…と実感してみたり
そんなことを自分に関わる人には絶対に思わせたくない…当たり前ですが
怒らない事がいいことだと思っていましたが、たまに腹を立てプンスカするのも人間らしくていいかなぁと思ってみたり

本当に些細な事、小さな面倒臭い事、まあいいやと思ってしまうこと、たった一言の声かけ、連絡、ちょっと気になる点、触るか触らないか迷う時、疲れた時…

ついつい、自分に負けそうになりますが、
完全完璧な超人にはなれませんが、

そのあと一歩をしっかりと踏み出し、手を伸ばし、手を添えられるような仕事の仕方をしたいと思います。

師匠の色々な言葉も思い出し、いい勉強になりました。

患者さんに育ててもらう

2018.08.09 | Category: 治療院・自己紹介

「あとは患者さんに教えてもらえ」治療院を卒業時の師匠の言葉です。

 

今では当たり前になってしまっていますが、
初めて患者さんから「先生」と言われた時
初めて患者さんからお土産をいただいた時

 

開業して初めての患者さんからのお電話
初めて患者さんが当院を他の方へ紹介してくださった事
患者さんが1年、2年、3年‥と健康管理に来てくださる事
患者さんからの初めてお手紙をいただいた時
患者さんにお子さんができた事‥

 

今でも、患者さんが自分を信頼してくださり、何でも来い!と覚悟を決めてベッドに横になってくださる方の治療前の瞬間は身が引き締まります。身体にタオル、お顔にサラシをかけた後、「こちらこそお願いします。失礼します。」と心の中でつぶやき、頭を垂れ、脈を取り、鍼を打ち始めます。

また患者さんが、安心して前向きに治療に臨まれると、ご自身の治そう、良くなろうという力もより働き、治療効果もより良い方向へ向かいます。

様々な症状を診せてもらい、患者さんの身体に教えてもらい、共に身体を良い変化に導いていくだけでなく、

少しでもそんな治療前の瞬間、素敵な初めてが増えるよう、
患者さんが自然と安心して鍼灸治療を受けられる治療院、自分でありたいと思います。

全身治療(当院の特徴をさらに詳しく)

2018.08.04 | Category: 当院の全身鍼灸治療,治療院・自己紹介

治療院、鍼灸院、施術所選びの参考になればと思います。

①技術について
「体得した鍼灸治療」
当院の鍼灸治療は、お金を払って頭を使って勉強した技術ではありません。
師匠の鍼灸治療院にて、お掃除をしながら、一緒に食事をとりながら、叱られながら、治療を見せていただき、稽古し、身体に治療院の空気、治療する者のあるべき姿を肌で感じ、覚えさせながら、必死で体得した技術です。
七年間の修行時代を思い返し、決してお金で買える技術、誰にでもできる技術ではないと今改めて思います。
免状や資格など形のあるものはありませんが、私の手にはしっかりと師の鍼灸があります。

「全身鍼灸治療」
身体は全て繋がっており、原因が必ず症状の出ている所とは限りません。
そのため患部だけの治療では一時的に症状が良くなるのですが、根本的な原因、症状が改善していないため、同じ症状が出たり、病の部分が治りにくい場合があります。

基本的に身体を治しているのは身体自身の力(自然治癒力)です。
薬や注射は、病気を治すものと思われていますが、治す薬はとても少なく、実際は、病気の症状を和らげる、感じにくくするものがほとんどであり、その間に、身体が自然と治しています。
鍼や東洋医学は症状を和らげる力、スピードは薬より小さいですが、和らげると同時に身体が治る力を強くすることができます。

病気のところだけを治そうとするのではなく、
体全体を良くして「治る力」を正常に働かせる必要があります。
治る力を正常に働かせることができると、根本的な原因を自身の身体が自然と探し治してくれたり、原因不明の症状を改善してくれたり、今まで行っていた治療が効くようになったり、同じ不調が起こりにくくなったり、起こらなくなったり、
まずは、その他の不調不具合を治療して、治る力をうまく働くようにしてあげると病の部分が治ることもあります。

●全身治療は症状のある部分だけでなく、全身、頭のてっぺんから足の裏までくまなく診察、治療にあたっていきます。
●全身治療は患部の症状の改善、緩和だけでなく、身体の自然治癒力を高め、ご自身で身体を治すこと、病気になりにくくなること、より元気になれることを願い治療にあたっています。
●全身治療は、積み重なっていきます。
1度治療を受け、あまり効果が感じられなかった…決してそれは無駄ではなく、次の治療へと繋がっています。鍼灸治療は0点と100点、効く効かないだけでなく、一歩一歩コツコツと積み重ねていけるものです。

 

身体…日々、細胞が壊れ、再生しての繰り返し
疲れ・老いとは…細胞が壊れ、酸素不足になり、再生がうまくいっていない状態。続くと、不調や病気となってあらわれる
健康な状態とは…細胞のすみずみまで、質の良い血液(酸素)が流れていること

鍼を身体に打つと、
身体が免疫機能を働かせ速急に身体を守ろうと、血管を広げ白血球が多くの血液と共に鍼の周り(血流の悪いところ、症状のあるところ)に集まってきます。

しっかりと全身治療を続けていると、鍼治療は身体の隅々まで血の巡りを感じることができ、「こんなに疲れていたのか、こんなに血行が悪かったのか・・・」「よみがえった!スッキリした!」と感じることができます。日々の緊張から身体を解放できます。

一気に緊張が解けどっしりと身体に重くくる方、全身に血流が回り良質な温泉に入ったようにぼーっとほわほわする方、数時間後から二日後には身体になじみ落ち着き、身体が軽くなります。
大きな変化を感じられない方、必ず身体は良い方向へ向かっています。自然治癒力をより高めていきましょう。

穏やかな朗らかな身体を、
焦らず着実に、
一緒に作っていきましょう。

絵本の読み聞かせ

2018.07.29 | Category: 子供,患者さんの話,治療院・自己紹介

「本を読んでもらうと気持ちがいい」
これは患者さんのご家族(おばあちゃん)が3歳のお孫さんに言われたことです。

お孫さんの子守に行き、絵本の読み聞かせをしていて、
間違えて1ページ飛ばして読み進めようとすると、
「1ページ飛ばしてる」と言われ、
「何度も読んで話知ってるなら、自分で読みーな!」と言うと、
「だって、読んでもらうと気持ちいじゃん!」と答えたそうです。

こんなこと言うんだ、子供は面白いと笑って教えてくれました。

大人が子供や赤ちゃんに絵本を読んであげるのは
情操教育のため、生活習慣を覚えてもらうため、言葉を覚えてもらうため、楽しんでもらうため、と思っていたのですが、
大切なのは
子供が理解している事や、おとなしく本を見ている事、笑っている事だけではなく、
大人が子供の様子を見ながら、本の文字を声に出して聞かせよう読んであげようとしているということ自体が一番大切なのだと思いました。

子供を抱っこしたり、おぶったり、なでたり、手を握ったり、肌に触れるスキンシップは大切だと言われていますが、

優しく声をかけたり、笑顔で名前を呼んだり、挨拶をしたり、絵本の読み聞かせをするのも、肌に触れるのと同じなのかなぁと思いました。
子供たちは声でもなでられ、触れられているのかなぁと。

 

でも子供達だけでなく、大人も同じで
心地良い声、音、音楽、優しい会話を耳にすると、少し穏やかになったり、力をもらえたり、支えられたりすると思います。

また、
生き生きとしたお花があること、
様々な豊かなにおい、自然のにおいを感じること、
大切な物が丁寧に置かれていること‥

一瞬でも嫌な事が頭から離れたり、他の事を考えたれたり、
少しだけ楽しい想像ができたり、誰かと何でもない会話ができたり、

ほんの些細な事かもしれませんが
身体、気持ちが鎮まり、落ち着きます。
不要な緊張を自然に弛める手助けをしてくれます。

色々な力を借りて、工夫をして
少しでも楽な時間が増え、よい方向へ症状が進むように、
元気な人はより元気に、より色々なことにチャレンジできますように、

心地よい日射しで、気持ちよい風がたまに吹いて、
自然と「ほっ」と息ができる治療院、場所にしていきたいと思っています。

鍼灸栗原治療院
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〒270-0226
千葉県野田市東宝珠花94-2

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