- Blog記事一覧 -治療に対する心がけ
学校の先生や鍼灸に関わる先輩方が
「人間性が大切」、「気遣いが大切」、「気持ち、思いやり」と口を揃えて教えてくれました。
頭では当たり前と理解していても、実際は全く分かっていなかった気がします。
いまの自分なりの答えは
「いかに日々を誠実に生きているのか、ただ真面目なだけでなく、しっかり悩み、落ち込み、失敗をし、でも反省して、道に戻って恥ずかしくない生き方をしているのか」
「患者さんが会って、安心する顔、雰囲気、不安にさせない所作、振る舞い」
「本当にその人を身体をどうにかして良くしたいと思う気持ち、動き、言葉」
というのが人間性や気遣い、気持ちでそれは説明するものでなく、患者さんが手やその人から感じるもののような気がします。
そして、これらのことは治療効果を何倍にも高めてくれる大切なことだと実感してます。
院内の様子・雰囲気に関しても
自分にとっては治療時間は日常の変わりない1時間ですが、
患者さんにとっては月に1回から数回、大切な1時間で、楽しみにしている方、藁にもすがる思いでいらしている方がいます。忘れてはいけないと思います。
けれども、
医療は結果がもっとも重要だということも絶対に忘れてはいけないと思います。
たとえ無愛想でも、雑でも、院内が汚くても・・・
患者さんが、身体が楽になれば、苦痛から解放されれば、それが一番。
理論や理想、雰囲気も大切ですが
まず結果がもっとも最優先されるべきということを忘れずにありたいと思います。
少しでも身体がよくなるよう、
結果はもちろん、空気空間、心がけ、治療代金、バランスよく、適切に最善の治療、治療院でありたいと思います。