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【触って欲しい手 触って欲しい人】自分のために書いたものです

2021.04.09 | Category: 挨拶,治療院・自己紹介

【触って欲しい手 触って欲しい人】
前回の軽擦の手の話を書いて ちょっと続きの思ったこと

僕自身職業がら、
普通の方と比べたら沢山の方に、身体を治療してもらったり、触ってもらいました。

やっぱり手を置いてもらう感じは全然違います。
上手い、下手という感じのものだけではなく、

温かい方
硬い方
柔らかい方
優しい方
迷ってる方
力強い方
強引な方
遠慮してる方
心地良い方
吸い付く方
尖ってる方
丸い方
粘っこい方
キレのある方
モァンとする方
・・・・キリがない
同じように治療(鍼・マッサージ)を受けていても多くのことを感じます。
手、言葉、会話だけでなく治療全体で。効果は置いといて(最終的には関係あるけど)。

穏やかだなぁ、
たんたん、
うるさいなぁ、
洗練されてる、
ボッコンボッコン、
なんか面白い、
真摯(紳士)だなぁ、
バタバタしてる、
なんか引っ張られる、連れていかれる(良い意味で)、
もう好きにしてくれ、
あつい、
きついけど、なぜかもっとやって欲しい、
きついから、そろそろおわらないかなぁ、
慌ただしい、
流れる、
なんか心地いい、

表現が難しい、伝えきれないけど、

治療を受けていて思うことは、
手の当てられた感じや、治療の流れ、雰囲気は、
その人が出る。やっぱり。

1回や数回の治療で解決できる場合は、
それほど重要視される必要はないかもしれないけれど。

数回ならば、ある程度上手く繕っていてばバレないかもしれないけど。
やっぱり数十回、一年となると本来の姿が出ちゃうなぁと。

本当に重症な方、身体に対して真剣な方って、やっぱり長い付き合いになります。

治療を受ける時、受ける前も、

続けてみてもいいかもという手
続けてみてもいいかもという人

信じてみようという手
信じてみようという人

この人に治療してほしい
この人に触ってほしい
この人に鍼を刺し続けてほしい
あぁ、手を当てててほしい

って思えるって、

治療を続けるのにも、
治療効果にも、とても大きく影響すると思うんです。

(※ただ治療自体が適切でなく、ただ心地いいだけだと、治療ではなく、極上のリラクゼーション・癒し的なものだとも思います、それはそれですごいし、意味もあるかもだけど。)

気持ちがひらくっていうか、身体がひらく、受け入れる力がすごく強くなる。
受けると「良くなる!楽になる!」って自分が決める、決意する。
「これで良くなる!」って思える。大切。
良いことに目がいきやすくなる。変化に前向きになれる。実際効果も高まる。

それから、どんな適切な治療をしていても、
一時的に状態が悪くなったり、なんで?ってことが起こったり、
こんなにやっているのに!、私なんか悪いことした涙‥ってことが、
どうしても重症の方ほど起こります。
メンテナンスを長いことをしていても起こったりもします。
通らなければいけない道なんです。
必要なこと、なんですが、実際はとっても苦しいんです。

通らなければいけない道ですが、めちゃくちゃ不安で、めげそうになったり、やめたくなったり、どうでも良くなったり、、、

そんな時にも、その治療家の方との距離(関係・存在)って絶対大事なんです。

そんな時、日頃から一生懸命治療にあたりつつ、受けつつ、
施術者と患者さん、お互いがそれぞれの生き方?品格?人格?人生?人間らしさ?を交感(交換、確認し合う)しているってとっても大切に思います。
※決して会話だけの話ではなく。全て。手、治療も、背中も。

すると、暗〜く、つら〜い道が少し明るくなったり、
遠〜い遠〜い、先の先の先の方に薄らほんのわずかな出口の光が見えたりします。

その明かりってと〜ってもと〜っても心強いみたいです。

だから、手だけでなく、いろんな事を勉強したり、経験したり、考えたり、しなきゃなって。良いことも、大変なことも、楽しいことも、悲しいことも、まじか!ってことも。

つい響きの良いこと、格好いいことを言ってしまいがちだけど、
綺麗事だけを言っていてもいけないし、バレるし、何より自分にバレてるぞ、

人間だから、だらしないこと、イライラしたり、勇気が出なかったり、疲れちゃうこと、ああすればよかったと後悔すること、うらやんだり、悪いこと考えちゃうこと、脱線、ブレること、あるけど、
完璧な人間、清廉潔白!などではなく、

日々、少しでも成長、自然に積み重ねていきたいなぁと。
日々を軽擦のように磨いていきたいなぁと思ったわけです。
↑クサイ

鍼灸道(仕事)も生き方も隣り合わせ!
はい、すぐ難しく格好良く考える癖!

今の答えは、
誠実。
なんだけど、本当に無理のない嘘のないそんな誠実さに憧れてます。
最後はなんのこっちゃ。

あっ、鍼灸のため、患者さんのために自分を磨こうと思ってたけど、
逆で、鍼灸、患者さんを通して自分を磨いているのか。修行か、ボーナスステージか。

「重症の方を診せてもらうには、自分を磨かないとね」
「信じてもらえる人、やっぱり人間性だよね」みたいなことをぼやっと思って書こうと思ったら、

本当は、自分、
「自分を高め磨かせてもらうために治療をさせてもらってるんだ」って気がしてきました。
これ、今一番ピンとくる!嘘じゃない。

いつの間にやら自分へのメッセージ、自分の中の対話になってしまいました(^_^;)
こんな文章もたまにいいか!そのまま投稿しちゃえ〜。


鍼灸栗原治療院
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