僕は、頭を使うより、
臨床では、手を使って、感覚（五感）を使って、気を遣って、気持ちを込めて、患者さんに向き合うことが好きだ、ということです。
頭を使うなら、言葉や想いために使いたいです。
そして、それがとっても大切だと思いました。

僕らは、全身を診て、皮膚、肌、筋肉、関節を触り、患者さんの雰囲気を感じ、
「違和感」があるところ、おかしいところを一つ一つ修理していく職人なんだなと気がつきました。

そして、僕はそれが好きなんだなと気が付きました。
頭使って、魔法のように一瞬で痛みを消す魔法使いでなくていいんだなぁと。
（もちろん、少しでも早く良くなるよう最善を尽くしますけどね^ ^）

診て、違和感を探して、そこをゆるめて、動かして。
また、診て、違和感を探して、そこをゆるめて、動かす。

とってもシンプル！
本当は、身体、治療も、回復もとってもシンプル！

頭、知識に頼りすぎなくても、
（最低限の知識、技術は必要だと思いますが）
今ある手と感覚でどこがおかしいんだろうと、
どこをゆるめれば良くなるんだろうと、
今、目の前にある身体を一生懸命探ればいい、患者さんに聞けばいい。

これは、
本当にやろうと思えば、すぐ実行できて、
そして、
信じて実行すると、結果が出る

結果が出ると、もっとやる気が出る、
すると、
もっと信じられる、もっと結果が出る

さらに〜
も〜っとやる気が出て、自信になって、
もっとも〜っと結果が出る‥‥
続く

とは言っても、全て順調には行きませんが、
たまに重く深く患者さんがみえて、経験して、治療して、なかなか改善が進まなかったり、改善したり…時間がかかったりもありますが…

でも、これ治療家としても、受ける患者さんも、
一歩一歩進んでいけているんです。

いつも投稿している画像はとっても派手ですが、

細かい作業、面倒な作業を、
毎回億劫がらず、
地道に、コツコツ、一歩ずつ、少しずつ行って
溜まった疲労、緊張した身体、コリを丁寧に探し、解消していく治療法。
身体の自然治癒力・免疫力を活性化、正常化していく治療法。
その一歩一歩の繰り返しなんだなぁと。

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