- Blog記事一覧 -自律神経は、自然感じる生命維持装置!
「自律神経というものは、自然環境と大きく繋がっています。」
開業してから、特に昨年から今年の梅雨から夏にかけて通院してくださる患者さんを診ていて強く感じたことです。
自律神経は、
お花がその適した時期に芽を出し咲いたり、自然と光のあるほうを向いたり傾いたり、時間によっては花をとじたり、水分を吸い上げたり、そのうち実をつけたり、考えずに最適な時期に適切に成長していきます。
それは、お花が環境から感じ取り自然とそうしています。
お花の自然感じる装置です。
生き物にはみんな少なからずこういうものがあると思います。
人間も、その環境から自然と感じ取り働く力があります。
それが自律神経だと思います。
呼吸、体温、血流、睡眠、消化など環境に合わせて適切に働きます。
しかし、現代社会は過度なストレスにより、
自然・環境を適切に感じ取り自律神経を適切に働かせることができなくなっている気がします。
多くのストレスから自身を守るため、身体で感じるべき必要な多くの情報をシャットダウンしている気がします。
人によっては必要以上に情報に過敏になってしまい、影響を受けすぎてしまっています。
また続く災害や、激しい気候による温度差、湿度や気圧の乱れに自律神経をさらに不安定・不安にさせられています。
人間の自律神経は自然感じて生命維持する装置です。
自然環境から適切に情報を感じれるよう整えておく必要があります。
緑の多いところが落ち着いたり、水の音がほっとしたり、風が心地よかったり、夕日がきれいに見えたり、太陽に元気をもらえるのは、自然感じる生命維持装置が適度に刺激されるからだと思います。
五感を使って、自然のある所で少しゆっくりとして、適当に誰かとどうでもよい明るい話を少しできると自律神経はずいぶんと整うと思います。