- Blog記事一覧 -8月, 2018 | 野田市東宝珠花の鍼灸なら【栗原治療院】の記事一覧
8月, 2018 | 野田市東宝珠花の鍼灸なら【栗原治療院】の記事一覧
師匠の言葉です。
見ていないから、分からないから、何も言わないだろうから手を抜く、いい加減な仕事をする人に最近当たってしまいました。
効率、利益の優先、慣れなどで、その仕事の本当の意味を失っている事がとても多くある気がします。
人任せにしてしまったのでいけないのですが、
悲しいやら、頭にくるやら、面倒臭いやら、
今までだとそんな自分が悪いと思って諦めて収めてしまっていましたが、
最近は、
「おかしくないですか!(そんな仕事をして恥ずかしくないのか!いい歳して!)」と訴えられる(怒れる)ようになりました。
それは、
自分が少しは仕事を真面目にできているからなのかな…と考えてみたり
守るものがある時は、まあいいやでは済まない…と実感してみたり
そんなことを自分に関わる人には絶対に思わせたくない…当たり前ですが
怒らない事がいいことだと思っていましたが、たまに腹を立てプンスカするのも人間らしくていいかなぁと思ってみたり
本当に些細な事、小さな面倒臭い事、まあいいやと思ってしまうこと、たった一言の声かけ、連絡、ちょっと気になる点、触るか触らないか迷う時、疲れた時…
ついつい、自分に負けそうになりますが、
完全完璧な超人にはなれませんが、
そのあと一歩をしっかりと踏み出し、手を伸ばし、手を添えられるような仕事の仕方をしたいと思います。
師匠の色々な言葉も思い出し、いい勉強になりました。
「あとは患者さんに教えてもらえ」治療院を卒業時の師匠の言葉です。
今では当たり前になってしまっていますが、
初めて患者さんから「先生」と言われた時
初めて患者さんからお土産をいただいた時
開業して初めての患者さんからのお電話
初めて患者さんが当院を他の方へ紹介してくださった事
患者さんが1年、2年、3年‥と健康管理に来てくださる事
患者さんからの初めてお手紙をいただいた時
患者さんにお子さんができた事‥
今でも、患者さんが自分を信頼してくださり、何でも来い!と覚悟を決めてベッドに横になってくださる方の治療前の瞬間は身が引き締まります。身体にタオル、お顔にサラシをかけた後、「こちらこそお願いします。失礼します。」と心の中でつぶやき、頭を垂れ、脈を取り、鍼を打ち始めます。
また患者さんが、安心して前向きに治療に臨まれると、ご自身の治そう、良くなろうという力もより働き、治療効果もより良い方向へ向かいます。
様々な症状を診せてもらい、患者さんの身体に教えてもらい、共に身体を良い変化に導いていくだけでなく、
少しでもそんな治療前の瞬間、素敵な初めてが増えるよう、
患者さんが自然と安心して鍼灸治療を受けられる治療院、自分でありたいと思います。
麦粒腫(ものもらい)
ものもらいは、「二間」(じかん)というツボに灸を据えるととてもよく効きます。
赤い腫れ、目のゴロゴロ、まばたき時の痛みなど炎症による目の違和感、不快感が施術後1、2日で、カラッと乾く感覚がし良くなります。
●麦粒腫とは、黄色ブドウ球菌が原因で起こる目の炎症。
黄色ブドウ球菌はいたるところに存在している雑菌ですが、風邪をひくなどして抵抗力が弱まると、感染して炎症を引き起こします。
ものもらいは原因がウィルスではなく雑菌、脂肪の固まりが原因のため、人から人へはうつりません。
治療院、鍼灸院、施術所選びの参考になればと思います。
①技術について
「体得した鍼灸治療」
当院の鍼灸治療は、お金を払って頭を使って勉強した技術ではありません。
師匠の鍼灸治療院にて、お掃除をしながら、一緒に食事をとりながら、叱られながら、治療を見せていただき、稽古し、身体に治療院の空気、治療する者のあるべき姿を肌で感じ、覚えさせながら、必死で体得した技術です。
七年間の修行時代を思い返し、決してお金で買える技術、誰にでもできる技術ではないと今改めて思います。
免状や資格など形のあるものはありませんが、私の手にはしっかりと師の鍼灸があります。「全身鍼灸治療」
身体は全て繋がっており、原因が必ず症状の出ている所とは限りません。
そのため患部だけの治療では一時的に症状が良くなるのですが、根本的な原因、症状が改善していないため、同じ症状が出たり、病の部分が治りにくい場合があります。基本的に身体を治しているのは身体自身の力(自然治癒力)です。
薬や注射は、病気を治すものと思われていますが、治す薬はとても少なく、実際は、病気の症状を和らげる、感じにくくするものがほとんどであり、その間に、身体が自然と治しています。
鍼や東洋医学は症状を和らげる力、スピードは薬より小さいですが、和らげると同時に身体が治る力を強くすることができます。病気のところだけを治そうとするのではなく、
体全体を良くして「治る力」を正常に働かせる必要があります。
治る力を正常に働かせることができると、根本的な原因を自身の身体が自然と探し治してくれたり、原因不明の症状を改善してくれたり、今まで行っていた治療が効くようになったり、同じ不調が起こりにくくなったり、起こらなくなったり、
まずは、その他の不調不具合を治療して、治る力をうまく働くようにしてあげると病の部分が治ることもあります。●全身治療は症状のある部分だけでなく、全身、頭のてっぺんから足の裏までくまなく診察、治療にあたっていきます。
●全身治療は患部の症状の改善、緩和だけでなく、身体の自然治癒力を高め、ご自身で身体を治すこと、病気になりにくくなること、より元気になれることを願い治療にあたっています。
●全身治療は、積み重なっていきます。
1度治療を受け、あまり効果が感じられなかった…決してそれは無駄ではなく、次の治療へと繋がっています。鍼灸治療は0点と100点、効く効かないだけでなく、一歩一歩コツコツと積み重ねていけるものです。
身体…日々、細胞が壊れ、再生しての繰り返し
疲れ・老いとは…細胞が壊れ、酸素不足になり、再生がうまくいっていない状態。続くと、不調や病気となってあらわれる
健康な状態とは…細胞のすみずみまで、質の良い血液(酸素)が流れていること鍼を身体に打つと、
身体が免疫機能を働かせ速急に身体を守ろうと、血管を広げ白血球が多くの血液と共に鍼の周り(血流の悪いところ、症状のあるところ)に集まってきます。しっかりと全身治療を続けていると、鍼治療は身体の隅々まで血の巡りを感じることができ、「こんなに疲れていたのか、こんなに血行が悪かったのか・・・」「よみがえった!スッキリした!」と感じることができます。日々の緊張から身体を解放できます。
一気に緊張が解けどっしりと身体に重くくる方、全身に血流が回り良質な温泉に入ったようにぼーっとほわほわする方、数時間後から二日後には身体になじみ落ち着き、身体が軽くなります。
大きな変化を感じられない方、必ず身体は良い方向へ向かっています。自然治癒力をより高めていきましょう。穏やかな朗らかな身体を、
焦らず着実に、
一緒に作っていきましょう。
病院に行っても「何の異常もありませんよ」と言われてしまうけれど、心身が不調な方。
大事な時に限って体調を崩してしまい、実力が出せない方。
いつまでも若々しく素敵な自分でいたいなと思われる方。
へ
「健康」とは
60兆個といわれる細胞のすみずみまで、質の良い血液を流すことです。
それを妨げるのが、過度のストレスや、腸内環境の悪化による自律神経の機能の低下だといえます。
「自律神経」とは
心臓の動きや汗、胃腸の動き、鳥肌を立てること、血液の流れなど血液、呼吸、代謝や体温調整、消化などを24時間休みなく自動的にコントロールしている神経。
自律神経の働きが安定していれば身体のすみずみまで質の良い血液が行き渡ります。
臓器も十分に働き、疲労も回復しやすくなり顔色も良くなり、おのずと心の状態も安定してきます。
自律神経には2種類あり
・交感神経(車でいうところのアクセル)
身体はアクティブに、行動的に
血管は収縮、血圧は上昇
気分はアクティブ、やる気
・副交感神経(車でいうところのブレーキ)
身体はリラックス、まったりと
血管は適度にゆるむ、血圧は下降
気分は穏やか、ゆったりと
この2つの自律神経の働きは、一日の中で優位になるタイミングが違います。昼間は交感神経が、夜は副交感神経が優位になります。
理想は自律神経のリズム(体内時計)に合わせて生活する事が健康への第一歩です。
2つの神経の働き・バランスが崩れることを「自律神経の乱れ」と言い、自動の機能が壊れてしまった、コントロール不能になってしまった状態です。
また現代の疲労の多くは肉体労働、屋外での仕事が減り、家事も体を動かすことが少なくなり筋肉が使われた単純な体の「あー疲れた」という疲れではなく、
デスクワークや情報の過多、物事を選択したり、気を使う気を揉むということが増え自律神経の司令塔(脳)に負担がかかり自律神経の機能が落ち、錆び、「なんとなく疲れた」と感じることが増えています。また、活性酵素が発生しやすく、老化が進行しやすくなり、加齢を感じやすくなります。
「自律神経が乱れる原因」
・過度なストレス
・不規則な生活
・食生活の乱れ
・運動不足
・睡眠不足
・喫煙
・深酒
・季節の変わり目
・気圧の変化
過度なストレスとは、「心(脳)と身体」の不一致、バランスの取れていない状態だと思います。
・夜勤の仕事で、寝るべき時間に起きて働いている。夜、眠気が通り過ぎてしまい眠れず、昼間眠気を我慢して働く。
・怒りたくないのに、怒りで我を忘れている時。怒りを我慢し続けている時。
・自分のやりたいことやるべきことが、自分の都合では思い通りにいかないことが長期間続く時。
・暑い日に、クーラーの効きすぎた部屋に、寒いのに、我慢して居続けている時。クーラーの効き過ぎた場所と暑い場所を行ったり来たりする時。
・疲れているのに、休まず働き続けたり、遊び続けたりしてしまう事。
・家族やパートナーへの不満があるが、身動きができない時。
・身体が思い通り動かない時。
・緊張感のある仕事・生活が予定以上に続く時。
・低気圧の時は、副交感神経が優位になり過ぎて、何もやる気が起きなかったり、疲労感が続きます。アレルギーも出やすくなる。
など
☆改善へ向けて
「腸内環境」を整える
自律神経と腸は相互に強く作用しています。
腸はとても精神的な影響を受けやすく、ストレスで便秘になったり、お腹を下したり、痛みが出たりします。
→腸内環境を整えると、自律神経は安定し、心身の健康が保たれます。
食べ過ぎ、夜更かし、寝不足、飲み過ぎ、運動不足、便秘などにより腸内環境が悪化すると腸がむくんだり、荒れてしまいます。
そのような腸から取り込まれた栄養分は、血液にのって全身に送られますが、ドロドロの血液が全身に回ってしまいます。
栄養分がきちんと取り込まれず、全身がだるくなったり、肌荒れ、吹き出物ができたりします。
疲れた腸の人の共通点
・イライラしやすい
・神経質、生真面目な性格
・心配性
・せっかち
・ストレスをため込みやすい
腸内環境は精神的にも影響しています。
腸内環境が改善されるとサラサラの血液が全身の細胞に行き渡ります。
新陳代謝が活発になり、肌もキレイに、疲れにくくなり、肩こり、頭痛も楽になり、冷えや肥満も改善していき、よく眠れるようになります。
また腸は体の免疫機能の70%を占めており、腸が元気だと花粉症やインフルエンザなども遠ざけることができます。
精神を安定させるホルモン、セロトニンも95%が腸で作られており、身体だけでなく、心も余裕が生まれ、ゆとりができ始めます。
当院では以上のことから
自律神経失調症に対して
①腸内環境改善
②血流改善
③生活環境の認識
3つの仕組みを意識し、併せて東洋医学的視点から全身鍼灸治療を行います。